「雨降って地固まる」ってホント?

何かゴタゴタとか悪い事があった後は返って良い結果が生まれる事があるという諺。

「雨降って地固まる」これはある意味自然の摂理なのかも知れない。争い事の後の平和だとか平穏、破壊的な事の後の創造建設など普遍の真理というものなのだろうか。

過去の歴史から見てもこういう事が繰り返されているし、今までの自分の人生を振り返ってみても「雨降って地固まる」的な事柄が多く起こってきたような気がする。

世の中は吉凶織り混ぜ常に将来に向け前進しているのだと思う。こう考えると私の周りで苦悩することが起きても、いつかは必ず平穏な日、苦悩が解消される日が訪れるんだという事を、心の片隅に持っていると少しは心が救われるような気がする。

しかし、この諺は夫婦にも当てはまるのだろうか。私たち夫婦の場合、たまに些細なことで言い争いをする事がある。こんな時妻は前の事を持ち出し「あん時だってそうだったから!」などと過去の言い争い事をぶり返す事がある。

「雨降って地固まる」と言っても、私たち夫婦の場合、固まっていると思った地面の下では、まだまだ赤々とした溶岩が流れ続けている。