感謝の心と「以心伝心」・・

自分の思っている事が言葉に出さなくても相手に伝わるという事がたまにある。以心伝心という事になるのだろうか。

例えば相手に対して感謝する気持ちがあれば、自然にその気持ちが相手に伝わるという事になる。

逆に相手に対して不満や怒りの気持ちを持っていれば、その気持ちが相手にも伝わり相手の心を不快なものにしてしまう。そして相手に伝わった不快な気持ちが、再び自分に返って来るという理屈になる。

自分の心のありようが、相手との間で行ったり来たりする。自分の心が相手の心に少なからず影響を与えてしまう。

なかなか難しい事だが、人との良好な関係を築くには、自分の心を常にプラスの豊かな感情で満たし平穏に保ち続ける事が必要なんだろう。

私自身も心のありようを見つめ直し、普段忘れがちな感謝のある心豊かな自分にして行きたいと思っている。食べ物、水、空気などの自然から生かされている事への感謝。人との関係においても、周りの人がいて自分が生かされているという感謝の心をもって・・・。

ともすると物事すべてが、当たり前の事として感謝する事なく毎日を過ごしているような気がしている。

すべてのシーンで「ありがとう」という思いが自然に湧いて来る自分づくりをしながら暮らして行こうと思う。

私はこの世を去るまで自分の心を成長させて行きたいと思っている。これが私の「心の終活」とでも言うのかな?

「言うは易く行いは難し」だけどね・・・。