紅茶のティーパック・・
「お父さんの若い頃、紅茶のティーパックで黄色のパッケージのあった?」と息子から電話があった。
「うん、あったよ」
「どこのだった?」
「確か日東紅茶だったかな?」
「黄色のパッケージだった?」
「そう黄色だよ。リプトン紅茶もあったけどね」
でも何で急に紅茶なんだろう・・・
話を聞いてみると、息子の嫁さんが小さい頃、おばあちゃんと飲んだことのある黄色のティーパック紅茶が飲みたくなり、コンビニで紅茶のティーパックを買ったらしい。
でも黄色のパッケージの紅茶を買ったのはいいが、当時おばあちゃんが飲んでいたものかどうかは覚えていなかった。
「小さい頃だから分からないよな」
僅かな記憶をたどり、ネットでメーカーの紅茶パッケージデザインを調べたり、自分の姉さんにも確認していたようだ。
結果、自分が買ってきた紅茶が当時のもののようだと納得したみたいだ。
紅茶なら何でもいいというものではなく、当時と同じ紅茶を味わうことで、天国のおばあちゃんとの本当の思い出に浸れるんだろうなー。
「そのこだわりは分かるような気がする」