非を非として・・

コロナ禍でなければ何でもない事が、このコロナの状況下においては問題になってしまう。

感染防止対策の一つ、決められたルール以外の会食は「自粛」している中、コロナ対策を推し進めて行かなければならない議員、省庁の職員、公務員などの一部の人たちが、この自粛を無視した行動をとっていた。

「何度も・・」「何度も・・」

これだけメディアに叩かれても、国民の批判を受けても同じ事が繰り返されるのはどういう事なんだろう。

今の事態をどう考えているのか聞いてみたい。いつも我々のために日本の外郭を一生懸命固めてくれている人たちなのに。

「何でだろう不思議だね」

確かに、繰り返されている行動は平時では何でもない事で、誰からもとやかく言われる筋合いのないごく普通の行動だと思う。

「1年前まではそうだった」

しかし、この1年感染防止対策として、人の飛沫が感染を広げるのではないかという観点から各種の対策が示されてきた。

国・地方自治体の議員や職員は、少なくとも国民を守るため、あらゆる対策を講じて感染防止をリードして行く立場にある。

赤信号みんなで渡れば怖くない」というギャグがあるが、組織の中で「赤信号は渡らない」と非を非と言える人、行動できる人が少なくなってきたんだろうなー。

組織の中で自分を守りたい気持ちも分かるけど・・

明日をも知れず苦悩する人たちの事を考えれば、自らがどう行動すべきか分かるはずだ。