二つの星・・397年ぶり
日本で397年前と言うと、徳川家康が江戸に幕府を開いてから20年くらい経った頃らしい。
江戸の人たちの中に夜空の二つの星の間が、いつもより接近して見える事に気づいた人がいるのだろうか。
当時、夜空の星を研究していた人がいれば気づいたかも知れないが、ほとんどの人は意識してなかっただろうなあ。
私だって最近新聞などで知ったばかりだ。21日から22日にかけて木星と土星の間が、地球から見た角度や星の軌道などの関係で397年ぶりに最も接近しているように見えるそうだ。
「何やら難しいな」
私の所は21日の夜空は曇り空のため確認する事はできなかった。今日はどうかな?
もっとも、晴れていてもどの星が土星なんだか木星なんだか分からないと思うが・・・
397年前の江戸の時代にこれと同じ現象があった。今回、木星と土星の姿を見る事ができたら、何となく徳川幕府の時代がそこにあるような不思議な感覚になりそうだ。
思考がタイムスリップしてるようだ・・
397年前の地球をこの二つの星はどう見ていたのかなあ。そして今回397年後の私達が住む地球をどう見ているのだろう。
二つの星に意思があるのなら聞いてみたいような気がする。
夜空が晴れたら星を探し眺めて見よう・・・。