近所のラーメン店の大将・・

かれこれ40年くらい前からやっている近所のラーメン店。味はとても美味しく時々出前を頼んで食べている。

出前を頼むとたまに店の大将が配達してくれ、元気の良いトビッキリの明るい声で「お待たせしましたー!毎度ありがとうございま〜す!」とラーメンを届けてくれる。その明るい声でラーメンが益々美味しそうに感じられるのが不思議である。

また大将は食後玄関の外に出してあるラーメンどんぶりを回収に来た時は、「ありがとうございましたー!頂いて行きまーす!」と元気な声を出して回収して行く。玄関の外から姿の見えない客に対して感謝の意を伝え戻って行く。

こんな大将のもとで働く店員さんも、明るく感じ良く元気に出前を届けてくれる。大将の店員教育が行き届いているのだろう。

味はもちろんの事、そのような客に対する姿勢が、長年続けて来れた秘訣なんだろう。そういう大将の背中を見て店員さん達も育って来たのだと思う。

大将のこのような姿勢は、商売の基本とも言うべき事だろうし、家庭内にあっても子が親の背中を見て育つという意味では、相通じるものがあると思う・・・。